コラム

コラムを掲載しています

フォークリフトのメンテナンスは業者がおすすめ!注意点や選び方も解説!

2024年12月12日

め!注意点や選び方も解説!

物流業務においてフォークリフトは欠かせない存在ですが、フォークリフトを長く安全に使うためには定期的なメンテナンスや点検を行うことが大事です。

フォークリフトを長持ちさせるために必要なメンテナンスではありますが、メンテナンスを行うにはフォークリフトの専門知識は必要であることはもちろん、書類提出や管理、また、メンテナンスの種類によっては検査資格が必要であったりなど、なにかと手間や時間が必要です。

ですが、メンテナンスに必要な一連の業務を専門業者にお願いすることで、メンテナンスや修理はもちろんのこと、関連する書類の作成や管理なども代行してくれます。

本記事では、フォークリフトのメンテナンスに関する基本的なことや注意点、業者に依頼するメリットやおすすめの業者を紹介します。

メンテナンスは法律で義務化されている

フォークリフトのメンテナンスは、作業開始前点検、月次検査、年次検査これら3つのメンテナンスがあり、これらは法律で義務化されています。

作業開始前点検

労働安全衛生規則で実施が義務付けされている点検業務です。フォークリフトで作業を行う前に点検を実施します。

主な点検項目
  • 制動装置および操縦装置の機能
  • 荷役装置および油圧装置の機能
  • 車輪の異常の有無
  • 前照灯/後照灯/方向指示器および警報装置の機能

各装置の機能や車両異常の有無などを作業開始前に点検します。

月次検査

1ヶ月を超えない期間で実施する自主検査で、特別な資格は必要ありませんが、点検を行った作業記録を3年間保管することが義務付けされています。

主な点検項目
  • 制動装置、クラッチおよび操縦装置の異常の有無
  • 荷役装置および油圧装置の異常の有無
  • ヘッドガードおよびバックレストの異常の有無

主に、操縦装置や油圧装置の異常などを点検します。

年次検査

1年を超えない期間で実施する検査で、義務付けされているフォークリフトの点検に加え、検査記録の保存や検査指標の貼付といったことも義務付けられています。

主な点検項目
  • 原動機の異常の有無
  • 動力伝達装置の異常の有無
  • 走行装置の異常の有無
  • 操縦装置の異常の有無
  • 制動装置の異常の有無
  • 荷役装置の異常の有無
  • 油圧装置の異常の有無
  • 電気系統の異常の有無
  • 灯火装置および計器の異常の有無

フォークリフトのありとあらゆる箇所の点検を行います。

検査を怠ると罰則や行政処分の対象にも

法的に義務付けされている点検や検査を怠ると、罰則や行政処分の対象になる可能性があるので注意が必要です。

労働安全衛生法によると、「特定自主検査(作業開始前点検、月次検査、年次検査)を実施しない場合、50万円以下の罰金が科される」とあり、また、検査やメンテナンスの未実施の状態で事故や災害が発生した場合は、労災保険の支払い停止、操業停止や書類送検などといった行政処分の対象になる可能性もあります。

メンテナンスを業者に頼むメリット

メンテナンスに加え書類作成や管理が必要となる年次検査は、専門の業者に依頼するのが基本となりますが、月次検査や緊急性のある点検も業者に依頼することでさまざまなメリットがあります。

修理とセット

検査を行った際、フォークリフトに何か異常があった場合は修理が必要となりますが、あらかじめ業者に依頼しておくことで精度の高いメンテナンスからフォークリフトに異常があった場合はそのまま修理もしてくれます。

月次検査などの場合、特別な免許が不要なため自社でも実施することができますが、メンテナンスの精度に不安があったりすると異常を見落としてしまうケースもあり、それが原因で余計に費用が掛かってしまうこともあります。

業者に検査を依頼すると当然その分の費用は必要になりますが、メンテナンスの精度が高いので重要な見落としを防ぐことができ、かえって安く済むこともあるでしょう。

必要業務を代行してくれる

年次検査の場合、検査や修理以外にも、検査標章のフォークリフトへの貼付、検査記録の作成及び保管といった別業務もプラスアルファで必要です。

年次検査を業者に依頼した場合は、これら別業務も代行してくれるので、業務負担が一気に軽減されます。

ただ、年次検査を行う場合は、検査資格を保有していることが義務付けされているので、年次検査はほとんどの場合、業者に依頼するのが基本となっています。

フォークリフトメンテナンス業者の選び方

フォークリフトのメンテナンスを業者に依頼する場合は、自社の業務状況や予算に応じて、自社にとってメリットがある業者を選びましょう。

ただ、サービスの規模や内容など、業者によって異なるので、以下のようなポイントに注目し自社に応じた業者を選ぶといいでしょう。

業者との距離

自社と依頼する業者との距離が近い方が、フォークリフトをメンテナンスで預けていたとしても距離が近い分時間を短縮できます。

また、業者との距離が近い方が、フォークリフトに不備があったり、緊急的なメンテナンスにも対応してもらいやすいです。

実績の確認

フォークリフト業者としての実績も、業者選びでは大事なポイントで、実績が確かな方が安心してフォークリフトを預けることができます。

実績の基準としては、取り扱っている車種が多い、認定工場である、創業年数が長い、販売実績が豊富などさまざまあるので、自社にとってメリットのある実績に注目してその業者を検討しましょう。

サービスの充実度

サービスが充実しているかどうかも業者選びでは重要なポイントです。

例えば、メンテナンスのプランが複数ある場合、その分幅広いニーズに対応できるということなので、サービスの質も高く充実していると見ることができます。

 また、その他にも、メンテナンス中の代車対応や、メンテナンス後のアフターケアなど、どういったサービスが自社に合っているかを分析して業者を検討しましょう。

フォークリフトの故障はリスクが高い

フォークリフトは故障をすることでさまざまなリスクがあります。

例えば、爪が破損している、歪んでいるなどといった場合は、荷物落下による商品の破損や、人を巻き込む事故になりえます。また、タイヤの摩耗が激しい場合、スリップによる事故も十分にありえます。

こういった故障や故障の兆候は、メンテナンスをやってこそ発見できることなので、フォークリフトによる事故を防止するという意味でも、日々のメンテナンスは大事であるといえるでしょう。 

フォークリフトのメンテナンスは三田産機株式会社がおすすめ!

本記事では、フォークリフトの検査についての基本情報やメンテナンスの重要性、業者選びのポイントや注意点などを紹介しました。

フォークリフトを長持ちさせるのはもちろん、フォークリフトによる事故を防止するという意味でも、精度の高いメンテナンスは大事です。

また、検査を怠ると、罰則や行政処分の対象になる可能性もあるので、さまざまなリスクの面からも、定期的なメンテナンスは大事だといえるでしょう。

三田産機株式会社では各種フォークリフトを新車・中古車問わず取り揃えており、フォークリフトの修理やメンテナンスの相談や実施も提供しています。

扱うフォークリフトも、バッテリーフォークリフトは、カウンタータイプ・リーチタイプ・ラックフォークタイプ、更には無人フォークリフトまで取り扱っており、車種も幅広く取り扱っているので、あらゆる用途に対応可能で、フォークリフトに関するサービスの実績も十分です。

指定修理工場でもある当社は、中古車のメンテナンスも万全なので、きっとご満足いただけることでしょう。