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フォークリフトのサービスエンジニア!年収はどれくらい?

2025年2月13日

物流業務を円滑に進め利益を上げるためにも、フォークリフトはなくてはならない存在ですが、フォークリフトを長く大事に使い続けるためには日々のメンテナンスや整備、点検は費用不可欠で、フォークリフトのサービスエンジニアはそれらを支える大きな存在です。

本記事では、物流業界を支える存在のひとつであるフォークリフトのサービスエンジニアの仕事内容や年収について詳しく解説していきます。 

 

フォークリフトサービスエンジニアの仕事内容は?

一般的にエンジニアといえば、機械や情報技術に関する専門知識やスキルで開発や設計などを行う技術者のことをいいますが、サービスエンジニアとは、機械や電子機器の保守や修理、アフターサービスなどを提供する専門家のことをいいます。

サービスエンジニアの業務内容

サービスエンジニアは、エンジニアの中でも特に顧客と接する機会が多い職業といえ、一般的にイメージされているエンジニアとは業務内容に違いがあります。

サービスエンジニアの主な仕事内容は以下のようになっています。

  • 定期的な点検や緊急性のある故障や不具合への対応
  • 顧客からの問い合わせ対応
  • 新製品への買い替え提案
  • 問題の原因調査と解決策の提案

サービスエンジニアは、基本的に顧客訪問を行って、顧客がサービスに対して抱える問題の原因解明と解決策を提案するため、顧客と接する機会がおのずと多くなります。

問題解決をするためには、顧客とのヒアリングを密に行い信頼を得ることが大事になるので、サービスエンジニアには専門知識と技術だけではなく、コミュニケーションスキルも必要であるといえるでしょう。

フォークリフトにおけるサービスエンジニア

基本的には他の業界と同じように、フォークリフトにおけるサービスエンジニアも顧客とのコミュニケーションを通じてフォークリフトに関する問題の原因解明やそれに対する解決策を提案します。

フォークリフトにおけるサービスエンジニアの主な業務内容は以下のようになります。

  • フォークリフトの修理やメンテナンス
  • フォークリフトの定期点検の実施
  • フォークリフトに関する相談やヒアリング
  • フォークリフトの問題に対しての解決
  • フォークリフトの点検日のスケジュール調整
  • フォークリフトの点検の報告書の作成

フォークリフトのサービスエンジニアは、フォークリフトの他にも、その他の荷役機器といったマテハン整備や、物流インフラの安全確保などの業務も求められることがあります。

顧客とのコミュニケーションが重要

サービスエンジニアは、持ち込まれた商品の整備や修理、新しいサービスの構築などはもちろんですが、顧客が抱える問題を解決することが最終的な目的となるので、顧客からの相談やヒアリングにしっかりと対応できるコミュニケーション能力が重要になります。

コミュニケーションを疎かにしてしまうと、フォークリフトが抱える問題の解決や顧客のニーズに応えることができないので、専門知識や技術はもちろんのこと、高いコミュニケーションスキルも求められる職業だといえるでしょう。 

フォークリフトサービスエンジニアの年収は?

サービスエンジニアの年収は約300万円から700万円とされていますが、これは携わる業界や所属する企業、さらには保有しているスキルなどによっても大きく左右します。

フォークリフトにおけるサービスエンジニアの年収は、約400万円から600万円ほどとされており、こちらもさまざまな要素によって年収が左右します。

年収に影響する要因は?

サービスエンジニアの年収に影響する要因としては、以下のようなものがあります。

  • 対象とするサービス
  • 所属する業界や企業
  • 年齢や経験年数
  • 勤務時間
  • 専門知識やスキルの熟練度

勤務時間による影響は、深夜勤務や休日勤務が年収に影響を与える要素としてあります。また、サービスエンジニアは業界や企業にもよりますが、年齢と経験を重ねることや、重ねた経験を活かして転職することで年収がアップする傾向もあります。 

フォークリフトサービスエンジニアになるには?

フォークリフトサービスエンジニアの業務内容や年収についてはわかりましたが、フォークリフトのサービスエンジニアになるには、具体的にどのようなルートがあるのでしょうか。

ここからは、フォークリフトサービスエンジニアに必要な資格やスキル、なり方などについて解説していきます。

就業には資格が必要

フォークリフトのサービスエンジニアとして仕事をするには、自動車整備士3級以上または産業車両整備士の資格が必要になります。

自動車整備士は、フォークリフトの定期的なメンテナンスや分解、修理や組み立てに必要な国家資格で、産業車両整備士は、フォークリフトを整備するために必要な国家資格となります。以下は、自動車整備士3級と産業車両整備士の概要です。

自動車整備士3級
  • フォークリフトの定期的なメンテナンスや分解、修理や組み立てなどを行える国家資格
  • 資格取得には、国家試験である国土交通省が実施する検定試験に合格する必要

 

産業車両整備士
  • 工場や倉庫などの産業車両(フォークリフトやその他荷役機器、マテハンなど)を整備する国家資格
  • 学科試験と実技試験の2つに合格する必要がある
  • 産業車両の整備に関することだけでなく、エンジンや電気、力学や関係法令など、多岐にわたって出題され、実技試験では、産業車両の整備作業が出題

必要なスキルは?

フォークリフトのサービスエンジニアには、国家資格の他にも、コミュニケーション、体力や柔軟性など、資格以外の実践的なスキルも求められます。

問題解決能力 フォークリフトに問題が発生した場合に、原因を特定し、その解決策を見つける能力
コミュニケーション 問題のヒアリングや提案などを的確に行うために必要な能力
体力や柔軟性 技術職でもあるため整備や修理には体力が求められ、また、急なトラブルに対応できる柔軟性も必要

フォークリフトサービスエンジニアの将来性は?

所属する業界にもよりますが、サービスエンジニアは国家資格が必要な専門職なので今後も一定の需要があり、職業としては比較的安定していると考えられます。

サービスエンジニアの仕事は、携わる業界やサービス、商品によって需要が左右されますが、フォークリフトの場合、物流業界のメインとなる産業車両であるため、他の業界やサービス、商品に比べ需要は安定傾向にあるといえるでしょう。 

質の高いサービスエンジニアは三田産機株式会社!

本記事では、フォークリフトのサービスエンジニアの、仕事の内容や年収事情、必要な資格やスキルなどについて詳しく解説しました。

フォークリフトのサービスエンジニアは、フォークリフトのアフターケアを担っているのでサービスエンジニアの質はある意味、フォークリフトの販売業者や、専門の整備業者の質にも直結するといえます。

サービスエンジニアとして働く場合も、専門業者や販売店の規模やサービス内容が気になるところではないでしょうか。

三田産機株式会社では各種フォークリフトを新車・中古車問わず取り揃えており、フォークリフトの修理はもちろん、メンテナンスの相談や実施も提供しており、リースも実施しています。

扱うフォークリフトも、バッテリーフォークリフトは、カウンタータイプ・リーチタイプ・ラックフォークタイプ、更には無人フォークリフトまで取り扱っており、車種も幅広く取り扱っているので、あらゆる用途に対応可能です。

指定修理工場でもある当社は、質の高いサービスエンジニアが多数在籍しており、購入前のご相談はもちろん、購入後のアフターケアも充実しており、また、中古車のメンテナンスも万全なので、きっと当社のサービスにもご満足いただけることでしょう。