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フォークリフトのサービスエンジニアの仕事内容は?
2025年2月27日本記事では、サービスエンジニアの仕事内容について解説していきます。サービスエンジニアは技術職でありながらも顧客と接する機会が多い職業でもあるので、顧客と業界をつなぐ重要な職業でありやりがいのある職業ともいえます。
ここでは、サービスエンジニアの主な仕事内容に加え、サービスエンジニアに必要とされている資格やスキル、サービスエンジニアの年収事情なども解説していくので、サービスエンジニアに興味のある人や、サービスエンジニアで転職を検討されている人などはぜひ本記事を参考にしてください。

サービスエンジニアとは?
サービスエンジニアは、機械や電子機器、産業車両などの保守や修理、アフターサービスを行う専門職のことです。
基本的には、顧客が抱えるサービスや商品に関する問題に対して、原因の解明、解決策の提案などが業務の目的になっているので、技術職でありながらも顧客とのコミュニケーションが重要視されている職業です。
保守や修理、メンテナンスに加え、顧客からの問い合わせや機器の設置など、幅広く担当することがサービスエンジニアの特徴だといえるでしょう。
サービスエンジニアの仕事内容
サービスエンジニアの主な業務内容は以下のようになります。
- 顧客からの問い合わせ対応
- 顧客訪問による問題点の調査および解決
- サービスや機器の定期的な点検
- 故障やトラブルの修理
- 新製品や新サービスへの買い替え提案
これらのことがサービスエンジニアの主な仕事内容です。顧客が抱える問題の原因解明や解決策の提案を的確にするためにはヒアリングが重要になるので、顧客からの信頼を得るためにも高いコミュニケーション能力が必要とされています。
顧客と接する機会が多い
エンジニアといえば技術職で武骨なイメージを持たれがちですが、サービスエンジニアは顧客とのコミュニケーションによってサービスが展開するため、技術職でありながらもサービス業や営業の色も持った職業だといえます。
技術職だからといってコミュニケーシを疎かにしてしまうと、顧客からの信頼を得ることができず、問題解決や顧客の要望に的確に対応することができません。
フォークリフトにおけるサービスエンジニア
物流業界においてもサービスエンジニアの仕事内容は他業種と基本的には同じで、フォークリフトやその他荷役機器、マテハン、物流インフラの安全確保などがサービスの対象となります。
以下は、物流業界のサービスエンジニアの主な仕事内容です。
- フォークリフトの修理やメンテナンス
- フォークリフトの定期点検の実施
- フォークリフトに関する相談やヒアリング
- フォークリフトの問題に対しての解決
- フォークリフトの点検日のスケジュール調整
- フォークリフトの点検の報告書の作成
基本的には顧客訪問を行いフォークリフトを点検し、要修理や要検査など問題点があれば解決に向けて見積もりを作成したりします。
サービスエンジニアに必要な資格やスキルは?
サービスエンジニアとして働くには、国家資格やスキルが必要です。国家資格は自動車整備士3級以上または産業車両整備士の資格が、スキルはコミュニケーション能力や問題解決能力、体力や柔軟性などが必要です。
必要な国家資格
フォークリフトのサービスエンジニアとして仕事をするには、自動車整備士3級以上または産業車両整備士の資格が必要になります。
自動車整備士3級 | 自動車の定期的なメンテナンスや分解、修理や組み立てなどを行える国家資格。
フォークリフトのサービスエンジニアでは、点検整備と分解整備を行う際に必要な資格であり、点検整備では部品の劣化や故障の点検及び、修理や整備を行い、分解整備ではエンジンやサスペンションなどの装置を分解して、点検及び修理を行います。 |
産業車両整備士 | 産業車両整備士は、工場や倉庫などの産業車両を整備する国家資格。
フォークリフトといった産業車両の場合、整備不良などが原因で重大な事故や災害につながる可能性もあるので、事故や災害リスクを考えた上でも大切な資格だといえます。 |
必要なスキル
サービスエンジニアとして働くには。国家資格に加え、コミュニケーション能力をはじめとしたいくつかのスキルも必要とされています。
コミュニケーション | 顧客からのヒアリングを元に問題の原因解明や解決策の提案を的確に行うためにも、サービスエンジニアにとってコミュニケーションスキルは必要不可欠です。
フォークリフトの問題点の解決は、ユーザーからのヒアリングも重要な要素であるため、コミュニケーションスキルがなければ、適切な原因特定と解決ができません。 |
問題解決能力 | サービスや製品に問題が発生した際に原因を特定しその解決策を見つける能力が求められます。
フォークリフトのサービスエンジニアは、1日に数件の顧客を訪問しなければならないこともあるので、限られた時間の中で効率よく対応することも求められます。 |
体力や柔軟性 | サービスエンジニアは技術職でもあるので、現場での整備や修理を行うための体力も必要です。
フォークリフトのような産業車両の場合、急なトラブルも多いためトラブルに迅速に対応できる柔軟性や対応力も求められます。 |
サービスエンジニアに向いている人は?
サービスエンジニアは技術職でありながらも顧客と接することを基本としています。よって、専門知識や技術がありながらも人と接することが好きな人がサービスエンジニアに向いているといえるでしょう。
- コミュニケーション能力が高い
- トラブルに対応できる柔軟性
- 問題に対しての冷静さと分析力
- 現場仕事や自ら手を動かすことを好む
これらに該当する人がサービスエンジニアに向いているといえるでしょう。
サービスエンジニアの年収は?
サービスエンジニアの年収は約300万円から700万円とされており、これは所属する業界や企業、スキルや経験年数など、さまざまな要因によって変動します。
物流業界の場合、年収は約400万円から600万円ほどとされており、こちらも保有しているスキルや経験年数など、さまざまな要因で年収額が変動します。
サービスエンジニアの年収に影響する要因としては、以下のようなものがあります。
- 対象とするサービス
- 所属する業界や企業
- 年齢や経験年数
- 勤務時間
- 専門知識やスキルの熟練度
勤務時間に関しては、深夜勤務や休日勤務が年収に大きく影響を与える要素としてあります。また、サービスエンジニアは業界や企業にもよりますが、年齢や経験を活かして転職することで年収がアップする傾向もあります。
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本記事では、サービスエンジニアの仕事内容について解説しました。サービスエンジニアは顧客と業界をつなぐ重要な職業であり、やりがいのある仕事だといえるでしょう。
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