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フォークリフトのサービスエンジニアってどんな仕事?営業との違いは?

2025年2月6日

フォークリフトは物流業務において欠かせない存在ですが、フォークリフトを長く大事に使うためには日々のメンテナンスや整備は必要不可欠です。

そんなフォークリフトのメンテナンスや整備を支える存在がサービスエンジニアですが、サービスエンジニアとは具体的にどのような仕事なのでしょうか。

本記事では、フォークリフトのサービスエンジニアの仕事内容や営業職との違い、サービスエンジニアに必要な資格やスキルなどについて詳しく解説していきます。

サービスエンジニアと営業の違い

サービスエンジニアは、エンジニア職の中でも特に顧客とのコミュニケーションを大事にする職業です。

顧客とのコミュニケーションに重きを置くという点では営業職と共通する部分がありますが、サービスエンジニアと営業職には明確な違いがあります。

サービスエンジニアは顧客が抱える問題を解決

サービスエンジニアの主な業務内容は以下のようになっています。

  • 顧客が利用している商品やサービスの保守
  • トラブルが発生した際に現場に訪問し点検や修理
  • 顧客からの疑問や不安に対応
  • 商品やサービスに関する問題解決を提案

これらのようなことが主な業務内容としてあり、サービスエンジニアは商品やサービスに関する問題に対して顧客に解決策を提案し、また、解決を実行することが業務の目的としてあります。

フォークリフトの場合だと、例えば顧客のフォークリフトに何かトラブルがあった際は、サービスエンジニアが顧客訪問を行い、フォークリフトの点検及び修理を行うといった流れです。

営業は自社の商品やサービスを売り込む

サービスエンジニアの業務目的は、商品やサービスに対して顧客が抱える問題を解決することですが、営業職の場合は、自社の商品やサービスを顧客にアピールして提案や交渉を行い、最終的に売り込むことに成功すれば、ひとまずは業務目的達成となります。

サービスエンジニアも営業職も顧客とのコミュニケーションが重要になりますが、最終的な目的が異なるため、顧客との関わり方や業務内容に違いがあることがわかります。

営業職は新規顧客にサービスを展開する、サービスエンジニアは既存顧客に対してサービスを展開する、このように考えていただくとわかりやすいでしょう。

フォークリフトのサービスエンジニアの主な業務内容

サービスエンジニアは物流業界だけではなく、さまざまな業界に存在しますが、顧客の問題を解決するという目的は業界問わず同じだといえます。

フォークリフトの場合も、他の業界と同様に顧客訪問を行いフォークリフトの点検をし、問題点の発見や、発見した問題の解決策の提案や実施を行います。

問題点を発見し問題解決を実現することが業務の目的になるので、ただ単にフォークリフトを点検するだけではなく、顧客からの相談やヒアリングも必要になるので、顧客と密にコミュニケーションを取ることも業務上大事な要素となります。 

サービスエンジニアに必要な資格は?

フォークリフトのサービスエンジニアは、いわばフォークリフトのスペシャリスト的な存在でもありますが、フォークリフトエンジニアとして働くには資格が必要になります。ここからは、サービスエンジニアに必要とされる資格について解説していきます。

自動車整備士3級

自動車の定期的なメンテナンスや分解、修理や組み立てなどを行える国家資格で、フォークリフトのサービスエンジニアにも必要な国家資格です。

3級自動車整備士の仕事内容は、オイルやタイヤの交換、点検や整備などが主になります。

フォークリフトのサービスエンジニアでは、点検整備と分解整備を行う際に必要な資格であり、点検整備では部品の劣化や故障の点検及び、修理や整備を行い、分解整備ではエンジンやサスペンションなどの装置を分解して、点検及び修理を行います。

資格取得には、国家試験である国土交通省が実施する検定試験に合格する必要があります。

産業車両整備士

産業車両整備士は、工場や倉庫などの産業車両を整備する国家資格で、ショベルカーやフォークリフトといった荷役運搬車両を主な対象としています。

フォークリフトといった産業車両の場合、整備不良などが原因で重大な事故や災害につながる可能性もあるので、事故や災害リスクを考えた上でも産業車両整備士は産業車両を扱うエンジニアにとって重要な資格だといえるでしょう。

産業車両整備士の資格を取得するには、学科試験と実技試験の2つに合格する必要があります。

学科試験では産業車両の整備に関することだけでなく、エンジンや電気、力学や関係法令など、多岐にわたって出題され、実技試験では、産業車両の整備作業が出題されます。 

サービスエンジニアに必要なスキルは?

サービスエンジニアになるには、自動車整備士3級や産業車両整備士といった国家資格が必要ですが、国家資格の他にも求められるスキルがいくつかあります。ここからは、サービスエンジニアに必要なスキルについて解説していきます。

コミュニケーションスキル

サービスエンジニアは一般的にイメージされているエンジニアとは違い、基本的に顧客訪問で対応するため顧客とのコミュニケーションが重要です。

また、フォークリフトの問題を解決するためにも、顧客からの相談やヒアリングにしっかりと対応する必要があり、対応が疎かになってしまうと問題に対する原因の特定や解決策の提案も的確に行えません。

問題解決能力や柔軟性

フォークリフトに問題が発生した場合に、原因を特定し、その解決策を見つける能力が求められます。

フォークリフトのサービスエンジニアは、1日に数件の顧客を訪問しなければならないこともあるので、限られた時間の中で効率よく対応することも求められます。

また、フォークリフトのような産業車両は急なトラブルも多いため、急なトラブルに対応できる柔軟性も必要とされます。

現場業務を行うための体力

サービスエンジニアは、顧客が抱える問題に対応するだけでなく、問題解決のためにメンテナンスや整備、修理などの現場業務も行う必要があるので、それらに対応できる技術職としての体力も必要になります。 

質の高いサービスエンジニアは三田産機株式会社!

本記事では、フォークリフトのサービスエンジニアの、仕事の内容や特徴、営業職との違いなどについて解説しました。

顧客と密にコミュニケーションを取るという意味では、サービスエンジニアも営業職も同じですが、最終的な目的が違うので顧客との接し方はもちろん、業務内容などにも大きな違いがあることがわかりました。

フォークリフトのサービスエンジニアは、フォークリフトのアフターケアを担っているのでサービスエンジニアの質はある意味、フォークリフトの販売業者や、専門の整備業者の質にも直結するといえるでしょう。

三田産機株式会社では各種フォークリフトを新車・中古車問わず取り揃えており、フォークリフトの修理はもちろん、メンテナンスの相談や実施も提供しており、リースも実施しています。

扱うフォークリフトも、バッテリーフォークリフトは、カウンタータイプ・リーチタイプ・ラックフォークタイプ、更には無人フォークリフトまで取り扱っており、車種も幅広く取り扱っているので、あらゆる用途に対応可能です。

指定修理工場でもある当社は、質の高いサービスエンジニアが多数在籍しており、購入前のご相談はもちろん、購入後のアフターケアも充実しており、また、中古車のメンテナンスも万全なので、きっと当社のサービスにもご満足いただけることでしょう。

富山県周辺でフォークリフトの修理、購入やメンテナンスを検討しているのであれば、是非三田産機株式会社にご相談ください。